スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告は非表示になります。
  

Posted by スポンサー広告 at

2013年10月02日

我家の水の安全対策

福島第一原発事故以来、我が家でも水の安全について考え始めました。

我が家は、夫婦そろって工学部出身ということもあり
事故後真っ先に、チェルノブイリ原発事故の報告書を読み漁りました。

そして、一番初めに影響が出るのが水道水であるとわかりました。

日本の浄水場の設備は、世界でも類を見ないほど高性能であることは
みなさんもテレビや雑誌などを通して、ご存じのことだと思います。

しかし放射性物質は、他の汚染物質とは比べものにならないほど小さいのです。
ですから、日本の浄水場にとって、これほどまでに小さな物質を除去することは想定外の出来事です。
もちろん、これらを取り除くことはできません。

そこで、水に混入した放射性物質を取り除く方法を調べたところ
アメリカの保健局から、「逆浸透膜式ろ過浄水器」がとても有効であるということがわかりました。

逆浸透膜式ろ過浄水器というのは、
もともと、海はあるのに飲み水に恵まれない地域のために開発されたもので
海水を淡水、すなわち安全に飲むことのできる水にする装置です。

仕組みを簡単に説明すると、
浄水器の中には、とても小さな穴の開いたフィルターが入っていて
そのフィルターは、水の分子しか通ることができません。

どんなに汚れたお水でも、この浄水器を使えば、キレイなお水(混じり気の一切ない「H2O」、すなわち純水)を作ることができます。

「よし!これだ!」と思い、この浄水器の購入を検討したところ、一般家庭では気軽に買うことのできないほど高価で、
断念せざるを得ませんでした。

では、この浄水器を通して作られたお水を手に入れることはできないか、と思い、
探してみたところ一部のウォーターサーバー(宅配ボトルウォーター)が、それに当たるということがわかりました。

そして原発事故翌日、さっそくウォーターサーバーのレンタルを申込み、翌日に設置完了しました。

その直後、水道水から放射性物質が検出されるニュースが流れました。

1歩遅かったら、我が家も放射性物質入りの水道水を飲んでいたのかと思うと、とても恐ろしいです。












  


Posted by sumirecchi at 02:04Comments(0)